WORKS
03
direction,design
東部科学 採用サイト(架空)
Webサイト,自主制作
社員の姿と言葉が、
“共感”を生む採用サイト。
茨城県にある壁紙製造メーカーの採用ブランディングサイトを制作。採用難の時代において、単なる募集情報ではなく、「この会社で働く自分」をリアルに思い描ける構成を意識しました。コンセプトは「リアル × 信頼 × 共感」。社員の表情や会話風景、ものづくりの現場などを自然体の写真で表現し、働く人の“想い”がダイレクトに伝わるようストーリーベースで構成しています。ターゲットは、ものづくり志向の理工系出身の若手男性や、デザイン・マーケティングに関心のある感性豊かな女性層。彼らが「この職場で自分らしく働けるかも」と感じられるよう、清潔感のある白〜明るめグレーを基調に、企業カラーの赤をアクセントに使用。フォントも親しみやすさと信頼感のあるWebフォントを採用し、過度な装飾を避けた“正直なデザイン”を目指しました。
クライアント
茨城県常総市の壁紙製造会社 東部科学(架空)
ターゲット
・理工系の専門学校・高専・大学卒の20代後半〜30代前半男性
・デザイン系学科卒でマーケティングにも興味のある20代後半女性
目的
企業イメージ向上と応募者獲得を同時に実現する採用戦略
課題
現在は採用サイトが無く、企業のWebサイトの採用情報ページのみが存在しており、そこから転職エージェントサービスのサイトに移動する仕組みになっており企業の魅力や働く環境、社員の声などが十分に伝えきれておらず、応募者に対する訴求力が弱い。そのため求職者の共感を得られず、エントリー数が伸び悩んでいる。また、競合他社の採用サイトと比べて内容・デザインともに特徴がなく、企業独自の強みが伝わりにくい。自社にマッチした人材の獲得に繋がっていない。
情報設計
自社のビジョン・ミッションや社員の価値観を軸に、ペルソナに沿ったコンテンツ構成を設計。社員インタビューや1日の業務紹介など、職場の雰囲気を伝えるコンテンツを効果的に配置しました。写真・動画を活用し、企業文化や独自の魅力を視覚的にも訴求。ターゲット求職者に響くコピーライティングと併せて、他社との差別化を図る構成としています。
デザイン
コーポレートカラーである赤をアクセントに用い、企業の信頼性と活力を視覚的に表現。写真を大きく配置することで、職場環境や社員の表情をダイレクトに伝え、求職者が自分の将来像を描きやすい構成としています。余白を活かしたレイアウトと明確な階層構造により、情報の可読性と整理性を確保。英字コピーを効果的にあしらい、グローバルかつ洗練された印象を与える一方、親しみやすさを損なわないよう温かみのある写真選定を行っています。全体を通じて、企業の理念と働く魅力を一目で伝えるビジュアルコミュニケーションを実現しました。
制作期間
企画•WF:3日
デザイン:5日

